関東譜 2011年08月19日

1945年(昭和20年)8月2日未明、水戸市が空襲に見舞われた。一面焼け野原となった駅前付近に、黒焦げになった大きなイチョウの木が残った。樹齢300年とも言われる大イチョウだ。

終戦後、その黒ずんだ幹から若々しい新芽が芽吹いた。焦土から力強く蘇生する姿が、戦後の復興を遂げる市民の喜びとなり、シンボルともなった。この東日本大震災でも、土台の石垣は大きく崩れたが、大木は微動だにしなかった。

「風雪を乗り越え、王者の風格で街を見守り続ける大イチョウを見ると、まるで地域に一人立つ、壮年部・敢闘会のようです」と、小学校時代、通学路で大木を仰いできた水戸県長の細谷さんは語る。

池田名誉会長はつづっている。「寒風に堂々たる根を張る銀杏(イチョウ)の如く!堂々たる信心で人生栄光の強き根を!」と。信仰という”根っこ”を強く、そして深く--8.24「壮年部の日」は、誓願に生きる広布の”黄金柱”が決然と立つ日である。

(2011年8月19日 聖教新聞掲載)

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